キャンペーン情報

2020.08.25

目と紫外線とコンタクトレンズ

人間が知覚できる最も波長の短い光は紫色光として感じられます。
紫色よりも波長が短い光を紫外線と言います。
英語では「ultraviolet」略してUV。

紫外線には波長の長さによって種類があります。
その中でも地表に届く「UV-A」、「UV-B」はよく耳にするかと思います。

「UV-A」は、紫外線の中でも波長が長く、通常のガラスや雲などは通り抜けて最も地表に届きます。
じわじわと肌の奥深くまで浸透し、シミ・しわ・たるみなど皮膚の老化を促進します。また、生成されたメラニンを酸化させて肌を黒くする作用があるので注意が必要です。

「UV-B」は、地上に届く全紫外線のうちの約1割ですが、UV-Aよりも波長が短く、強いエネルギーを持っています。そのため、日焼けなどで肌が赤くなるような急激な変化をもたらしたり、結膜炎や白内障の原因にもなります。強い紫外線を浴びた時にメラニン色素が過剰に生成されると、しみやそばかす、あるいは皮膚がんなどの原因となる恐れがあります。

目に紫外線を受けると肌にも影響する事はご存知の方も多いと思います。
なぜかというと、目に強い紫外線を受けると角膜(目の表面にある透明な組織)に炎症が起こり、防衛反応としてメラノサイトからメラニンが生成されるためです。
目に日焼け止めを塗る事は出来ませんので、サングラスやコンタクトレンズで目を保護する事が大切です。
「紫外線予防=濃い色のサングラス」と思いがちですが、紫外線をカットするだけであれば、UVカット機能付きの透明なレンズでも可能です。
色の種類や濃さは眩しさを軽減したり、見やすくするなど様々な効果があります。
紫外線カット以外の機能を持ったサングラスレンズが登場しています。

コンタクトレンズでは、ジョンソン&ジョンソン社の
「アキュビューオアシス スマート調光」2WEEKレンズがあります。
UVカット機能を持ったコンタクトレンズは多くのメーカーから販売されていますが、
スマート調光の違うところは、普段は透明なレンズが光(紫外線)の強さに反応して自然に色が変化して眩しさを軽減できるため人気です。
オアシス 調光 使い捨て 2week
※2020年9月30日まで1,000円分のクオカードプレゼントキャンペーン実施中。

ただ紫外線は上だけ注意していれば良いというものではありません。
紫外線は地面や壁など色々な場所を反射して、様々な角度から飛んできています。
ですから選ぶなら目の正面だけを覆う程度で上下左右に隙間が多い物よりも、しっかりとカバー出来るタイプの使用をおすすめします。

日焼けを気にする人が多い紫外線ですが、長期的に紫外線に曝露することで「見る」という事に大きな影響を与えるのが紫外線です。
「白内障」「翼状片」「瞼裂斑」など、眼病の危険性があります。

紫外線は年中存在しているので寒い時期でも油断は禁物ですが、特に紫外線が強くなる時期はくれぐれも注意が必要です。
帽子、日傘、サングラス類、UVカット付きコンタクトレンズなどで対策をとりましょう。